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腎臓は、1対の臓器で、”体の中を健康な状態に保つ”ために仕事をしています。
特に大切なのは、腎臓では体の血液をろ過して、おしっこがつくらられることです。
このおしっこの中には体にとって不必要な老廃物が排出され、体の中に毒素がたまらないようにしています。
肉眼では確認できませんが、腎臓は”ネフロン”と呼ばれる単位が集まってできています。そして、腎臓の主な働きはこのネフロンで行われるのです。


一部のネフロンが何らかの原因で壊れると、他のネフロンはその分も働こうと無理をして自らも壊れていきます。こうして働けるネフロンの数が少しずつ減り、腎臓の機能が低下していくことを慢性腎臓病といいます。
一度壊れたネフロンは元には戻らないので、慢性腎臓病は完全に治すことは出来ませんが、食事の改善、お薬などで病気の進行を遅らせる事が出来ます。
発症
どの年齢の猫にも発症する事が考えられますが、7~8歳くらいから増加し、発症率は10歳で5%、15歳で15%、であると報告されています。
原因
多くの原因が考えられ、明確にすることが難しい場合が多いです(腎臓の炎症、腫瘍、先天的異常、細菌やウィルス感染などの全身性の疾患など)。
*近年、現疾患を問わず、腎機能が低下した疾患を慢性腎臓病と呼び、特に腎臓の機能が著しく低下した状態を腎不全と呼びます。
慢性腎臓病では、壊れたネフロンがあっても健康なネフロンがその分も働いているため、なかなか猫には症状があらわれません。ネフロンは1度壊れると再生しません。飼い主さんが気付くような症状が出る頃にはすでに腎臓機能の75%が失われていると言われています。

慢性腎臓病の症状の多くは病気が進行している状態でみつかります。
慢性腎臓病でみられる症状
